白井グループはJCLPが制定した記念日「暑すぎる夏を終わらせる日」に賛同します

JCLPは、毎年8月8日を「暑すぎる夏を終わらせる日」として、一般社団法人日本記念日協会に登録し、この記念日を起点としてアクションを、一般社団法人日本ご当地キャラクター協会、一般社団法人ジャパンサステナブルファッションアライアンス、NPO法人気象キャスターネットワークとともに行うことを発表しました。
(JCLPプレスリリース:https://japan-clp.jp/archives/18923)
■新記念日「暑すぎる夏を終わらせる日」とは
日本各地で連日猛暑日が続く昨今、熱中症による死傷者の増加や労働・農業への影響、水害をはじめとする社会インフラの負荷拡大など、気候変動の影響が私たちの暮らしに深刻な形で現れています。にもかかわらず、こうした猛暑について「暑さ」としての言及があっても「気候変動」と結びつけた報道や議論は限定的であり、気候変動対策への機運に結びついていないのが現状です。
JCLPはこの課題に対し、最も暑いこの時期に「暑すぎる夏を終わらせる記念日」を設け、「暑さ」を気候変動の問題として捉え直す社会的きっかけを作ることにしました。この記念日は、未来の世代のために気候危機を止めるという意思を共有し、“社会全体のシステム転換を進めていくための起点”とするためのものです。
そしてこの記念日の特徴は、「なくすため」の記念日であることです。私たち人類が気候変動を止めるという強い思いで行動し、温暖化を止めることができたときに、この記念日をなくすことを目指しています。
■白井グループにとっての気候変動
気候変動は、私たちにとっても「自分ごと」です。家庭ごみ・事業ごみの収集運搬を行い、プラスチックの圧縮処理施設を持つ白井グループでは、台風等の気象災害による収集運搬ルートの断絶等の物流への大きな影響があります。夏季は炎天下でごみ収集・作業をおこなっており、現場の作業員は常に熱中症のリスクにさらされ、作業効率が低下します。
私たちは、公衆衛生を向上し、再資源化を進めていくために、JCLPが制定した「暑すぎる夏を終わらせる日」を単なる記念日で終わらせることなく、猛暑を“当たり前”にしないという社会的な意思表示の起点とする趣旨に賛同します。
・一般社団法人日本気候リーダーズ・パートナーシップ(JCLP) https://japan-clp.jp/
脱炭素社会の実現には産業界が健全な危機感を持ち積極的な行動を開始すべきであるという認識の下、2009年に発足した企業団体。幅広い業界から230社超が加盟(2025年8月時点)。加盟企業の売上合計は約160兆円、総電力消費量は約80TWh(概算値)。2017年より国際非営利組織The Climate Groupの公式地域パートナーとして、日本におけるRE100、EV100、EP100の窓口・運用も担う。