家庭から排出される衣装ケースを東京MRCで受け入れています

2025.05.09
社員ブログ
白井エコセンターでは、ストレッチフィルムやプラスチックパレットに加え、衣装ケースのリサイクルにも取り組んでいます。
昨年、足立区入谷に完成した「東京マテリアルリサイクルセンター(東京MRC)」にて、これらの受け入れを開始し、資源循環を推進しています。
これまで、衣装ケースは圧縮に不向きと考えられていましたが、足立区のご協力のもとトライアルを実施したところ、約400kgのベール化に成功しました。
その結果、衣装ケースの圧縮は、輸送スキームに新たな可能性をもたらすことが分かりました。
練馬区では昨年10月から本格実施、足立区では今年4月から本格実施しています。
各区の粗大ごみ中継所で仕分けされた衣装ケースは、区指定の車両によって、東京MRCに運ばれます。
不適物が混入していないことを確認後、衣装ケースは圧縮機にかけられ、ベール化されたのち、ストレッチフィルムで梱包します。
その後、10トン車にて、水平リサイクルを目指す進栄化成株式会社(本社:足立区)へと
二次輸送され、粉砕・洗浄・不適物除去を経て、ペレット化されます。
白井エコセンターでは、資源の有効活用と衣装ケースの水平リサイクルの実現に向けて、挑戦を続けていきます。